ミャンマーで民主主義を求めて全国スト

2021年2月22日

抗議すれば命を危険にさらすことになるという軍の声明にもかかわらず、今日ミャンマーで全国ストが実施され、数十万人が街頭に繰り出した。

今日の日付2021年2月22日を示す22222ゼネストは、政党や労働組合、農民組織、学生運動、その他のグループから成るゼネスト委員会によって指示された。

インダストリオール・グローバルユニオン加盟組織のミャンマー製造労働者連盟(IWFM)は、ヤンゴンのラインタヤ郡区で数千人の労働者を動員した。抗議中の労働者は「民主主義を要求」、「指導者を釈放せよ」、「アウン・サン・スー・チーを釈放せよ」と書かれたプラカードを掲げ、インダストリオール加盟組織ミャンマー産業労連(IWFM)とミャンマー労働組合総連合(CTUM)の旗を振った。

カイン・ザーIWFM会長は言う。

「これは民主主義のための闘いだ。軍事政権下では、労働者の権利も人権もなく、誰もが恐怖と緊張を感じながら生活し、労働者の苦情や抗議はもはや許されなくなることを理解しなければならない」

「2010年まで、労働者は低賃金と長時間労働を強いられ、何であれ使用者が与えるものしか得ることができず、最低賃金保証も社会保障もなかった。独裁政権が復活すれば、我が国から投資が引き上げられ、多くの人々が失業するだろう」

地元メディアによると、ヤンゴン、マンダレー、ネピドー、ピンマナの街頭を数十万人が埋め尽くし、軍政の廃止を要求した。多くの企業が民主化運動に共感して事業を閉鎖した。

ヴァルター・サンチェス・インダストリオール・グローバルユニオン書記長は言う。

「自国で民主主義を回復させるために闘っているミャンマーの同志と連帯する。インダストリオールは今後とも、軍への抵抗において重要な役割を果たす労働者・組合に必要な支援を提供していく」

現在までに、アウン・サン・スー・チーをはじめ、100人を超える選出議員や州首相が軍に逮捕されている。