ロシアにウクライナ攻撃・侵攻・占領の即時中止を要求

2022年2月28日

インダストリオール・グローバルユニオンとインダストリオール・ヨーロッパ労働組合の加盟組織は、ロシア連邦政府に対し、ウクライナに対する攻撃、侵攻および占領の即時中止を強く要請する。ロシア連邦は、ウクライナの主権と領土の侵害をやめるべきである。

ウクライナにおけるロシア連邦の武力行使は、国連憲章第2条の甚だしい違反である。同条は加盟国に対し、いかなる国家の領土保全または政治的独立に対する脅迫または武力行使も控えるよう求めている。

したがって、ロシア連邦は絶対に、ウクライナに対する武力行使をやめ、ウクライナの領土からすべての軍隊を即時、完全かつ無条件で撤退させなければならない。

ロシア連邦が核警戒レベルを引き上げたことも受け入れ難い行為である。インダストリオール・グローバルユニオンとインダストリオール・ヨーロッパ労働組合は、現在の緊張状態の即時緩和を要求し、民間人の保護と人道支援の制限のない利用を確保せよという国際社会の要求を支持する。

先週、侵攻前に最初の声明で述べたように、インダストリオール・グローバルユニオンとインダストリオール・ヨーロッパ労働組合は再度、ウクライナ、ロシア連邦、アメリカ、EUおよび国際組織の関連政策当局に対し、統一ウクライナの安定した平和的な解決の確保ならびにヨーロッパとウクライナの近隣諸国の安全保障のために、対話と政治的解決に向けたプロセスに集中すべく努力を倍加するよう要請する。

私たちは、ウクライナの労働者および国民との全面的な連帯を表明し、特に近隣諸国の加盟組織に対し、ウクライナの暴力から逃れてくる数千人の難民を援助することによって支援を行うよう求める。