ベラルーシの独立組合に対する弾圧続く

2022年2月28日

インダストリオール・グローバルユニオンは、ベラルーシにおけるさらなる組合権攻撃をこれまでにない強い口調で非難する。同国では、この2〜3日間に数人の独立組合幹部が拘束された。

2月24日、身元不明の男たちがミンスクの自由金属労組(SPM)事務所に入ってきた。何の文書も提示せずに事務所を捜索し、書類や事務機器、コンピューターのハードドライブ、それに組合幹部・職員の私物のラップトップと携帯電話を押収した。

オレクサンドル・エフドキムチクSPM副会長は、組合事務所が私服の人物たちによる捜索の対象になった理由を思い切って尋ねたところ、乱暴に拘束され、どこかに連れ去られた。彼は2月28日に法廷審問を受けなければならない。

2月24日朝、イハル・コムリクSPM顧問弁護士と連絡がつかなくなった。翌日、彼は留置15日を言い渡された。

2月27日には、ベラルーシ独立労働組合(BITU)ナフタン支部長のボルハ・ブリツィカバが、ベラルーシ憲法改正に関する国民投票が行われていた投票所で拘束された。彼女は現在、裁判を待っている。

ケマル・ウズカン・インダストリオール書記次長は言う。

「労組指導者のオレクサンドル・エフドキムチク、イゴール・コムリクおよびボルハ・ブリツィカバの即時釈放と、ベラルーシにおける独立組合の指導者と活動家の打ち続く起訴の終結を要求する」