トルコで組合指導者暗殺

2018年11月13日

インダストリオール・グローバルユニオンは、トルコの加盟組織ディスク/ラスティク・イス(ゴム・化学労組)のアブドラ・カラジャン全国会長が本日11月13日、アダパザル市のグッドイヤー工場で組合員を訪問中に暗殺されたという知らせを聞いて衝撃を受けている。

ラスティク・イスのムスタファ・スィパーヒー地域会長とオスマン・バイラクタル職場委員も銃撃された。バイラクタルは襲撃後、危篤状態に陥ったままである。

「同志カラジャンが暗殺されたと聞いてショックを受けている」とヴァルター・サンチェス・インダストリオール書記長は言う。「同志カラジャンは本当に献身的な組合指導者だった。この凶悪犯罪の徹底的な調査を期待する」

「ご遺族と所属組合のラスティク・イス、総連合ディスク、そしてトルコの労働組合運動全体に哀悼の意を表する」

インダストリオール執行委員会の代理委員を務め、高く敬意を払われていた組合指導者のカラジャンは、多国籍タイヤ各社を説得してトルコ事業でのアウトソーシングをやめさせることによって、不安定雇用との闘いに大きな意味のある勝利を収めた。