インダストリオール、ベネズエラ国民の自決権と主権の尊重を要求

2019年2月1日

インダストリオールは、ベネズエラで見られる脅威と政治闘争、経済介入を強く非難し、安定性とベネズエラ国民の自決権尊重を求めている。

インダストリオールは外部からの排斥も拒絶している。これは明らかに政治的・経済的動機に基づくもので、ベネズエラの主権を侵害する行為である。

インダストリオールは、ベネズエラ政府と野党の両方に対立の解消を呼びかけており、法の支配と国際基準に従うとともに、国際組織の支援によって対話を行い、平和的解決を見つけるよう促している。

インダストリオールは、すべての関係者が信頼できる包括的政治対話を行い、非常に複雑な情勢の難題に取り組むことを求める国連の要請を支持している。

インダストリオールは、これらの努力に参加する用意がいつでもできており、国際労働組合運動全体が非暴力的解決を支持し、平和と民主主義を守るとともに、ベネズエラ国民の主権、発展および自決権の国内・国際レベルでの尊重確保を促している。

インダストリオールは各国政府と他の民主的地域・国際機関に対しても、すべての暴力行為、軍事・経済介入および外部からの干渉を非難するよう要求している。そのような行動は、ベネズエラの政治的・経済的・社会的緊張が悪化して地域の他の場所に拡散するのを防ぐ。

「国際社会によって支えられた対話、外部から干渉されずにベネズエラ国民の自決権を尊重する対話を目指して努力する必要がある。これは緊張を緩和して暴力と軍事化の拡大を防止する唯一の方法だ。そうしなければ、ベネズエラにとどまらず、より広い地域や全世界の状況も悪化するばかりだろう」とヴァルター・サンチェス・インダストリオール書記長は述べた。

最後にインダストリオールは、国会議長で野党指導者のフアン・グアイドがベネズエラ大統領就任を宣言したあと、リマ・グループ(アルゼンチン、ブラジル、チリ、コロンビア、コスタリカ、グアテマラ、ホンジュラス、パナマ、パラグアイ、ペルーが支持)がその承認を決定したことを非難している。