フィリピンに関する行動

2019年12月5日

インダストリオールをはじめとするグローバル・ユニオンは12月10日の人権デーに行動を起こし、労働組合員・活動家に対する抑圧と暴力が悪化しているフィリピンの人々を支援する。

フィリピンでは労働者の権利が否定されており、グローバル・ユニオンと加盟組織が結集してドゥテルテ大統領に対し、労働者の人権・労働組合権を尊重するとともに、フィリピンで労働組合が機能できるようにすることを要求している。

執拗な反組合的態度を受けて、労働者や公務員、労働組合員・活動家は身の安全やプライバシー、市民権を心配している。組合幹部や組合員、人権・先住権活動家が警察や民兵組織に監視・調査されたり、テロリストに仕立て上げられたり、逮捕されたりしており、殺害までされている。

現在までに労働組合員43人が殺害された。

7月のグローバル・ユニオン協議会フィリピン・ミッションを受けて、かつ11月の執行委員会で下された決定に従って、インダストリオール・グローバルユニオンは全世界の加盟組織に、フィリピンの人々との連帯を表明し、同国における法的に認められない殺害の根絶を支援するよう呼びかけている。

今年の人権デー(12月10日)に、私たちとともに次の行動を起こしてほしい。

  • 政府に抗議文を送り、可能であれば自国のフィリピン代表に抗議文を手渡す。ここでモデルレターをダウンロード。
  • ポスターの1枚と一緒に写真を撮り、ソーシャルメディアで公表する。
  • ハッシュタグ#StopTheAttacksと#HandsOffで行動が目立つようにする。インダストリオールにタグ付けし、再共有できるようにする。
  • 教育インターナショナル主導のレイバースタート請願書に署名する。