IndustriALL Global Union

インダストリオール・グローバルユニオンは、グローバル化の負の側面に対して製造系の労働組合がより強力なGUF(国際産業別労働組合組織)を構築し対応すべく、2012年6月、IMF(国際金属労連)、ICEM(国際化学エネルギー鉱山一般労連)、ITGLWF(国際繊維被服皮革労組同盟)の3組織が統合し、結成された国際産業別組織。140か国、5,000万人を代表している。
インダストリオールの目的は、国際連帯を通じ、世界中の労働者の人権や基本的労働組合権の保護・確立、賃金・労働条件の向上を図ることである。
本部は、スイス・ジュネーブ。会長代行(~2025年まで)はマリー・ニルソン氏(スウェーデン、IFメタル)、書記長はアトレ・ホイエ氏(ノルウェー、合同労組)。また日本・金属労協/JCM出身の松﨑寛氏が書記次長を務める。
地域事務所は世界6か所にあり、アジア太平洋地域では東南アジア事務所をクアラルンプールに、また南アジア事務所をニューデリーに置いている。

主な活動

  • 組織化および組織強化
  • 労働組合権の確保
  • グローバル資本・サプライチェーンへの対応
  • 持続可能な産業政策の促進
  • 社会正義とグローバル化
  • 平等と女性の参画促進
  • 安全な職場の実現
  • 民主主義と包摂の促進組織化

アクション・プラン

●労働者の権利の促進
●組合の力の構築
●グローバル資本への対抗
●持続可能な産業政策労働者の権利の擁護