2022年メーデー

2022年5月3日

今年のメーデーに世界中でインダストリオール加盟組織が行動を起こし、労働者の権利改善を要求した。

タイでは、インダストリオール加盟組織CILTが今日、他の組合とともに集会に参加し、最低賃金の引き上げ、180日の出産休暇、社会保障制度改革、ILO第4号、第87号および第98号条約の批准を要求した。

スリランカの組合は、国の厳しい経済状況に対処するために即時の政治的解決を要求した。

モンゴルのMEGMはメーデー集会を活用して新しい労働法に抗議した。同労組によると、この法律は使用者が労働者の給料を盗めるようにする。インダストリオール加盟組織は8時間労働も要求した。

メーデーのタイの組合

カンボジア労働者運動総連合(CCW)、労働者運動協同組合(CUMW)、独立労働組合連合(ILUC)、カンボジア開発人民生活組合(CDPLA)、家事労働者組合(ADW)は、共同声明でカンボジア政府に対し、ILO第144号、第183号、第189号および第190号条約の批准と、ILO第87号および第98号条約の実施の見直しを求めた。

韓国では、16地域で7万5000人の労働者が結集、1万4000人が首都ソウルの街頭に繰り出し、すべての労働者の労働権、差別禁止、安全な職場に対する権利、反労働者的政策の終結を求めた。

フィリピンの組合は、地方・国政選挙とコロナ・ウイルス危機のさなかに、貧困賃金と不十分な労働安全衛生に取り組み、職場における暴力やハラスメントの根絶を要求した。

サハラ以南アフリカのインダストリオール加盟組織はメーデーを祝うために行動を起こし、仕事の世界における尊厳の回復を求めて運動した。

レソトの組合IDULは、鉱山労働者へのサービス改善を目指して、メーデーにあたってブータブーテに事務所を正式に開設した。ベルギーの組合ACV-CSCが、この事務所の建設を支援した。

トルコ、2022年メーデー