東南アジアで労働組合の青年の運動が急速に高まる

2025 年 7 月 8 日
インダストリオール・グローバルユニオン2021-2025アクションプランの採択以来、書記局はその変革的アジェンダを積極的に推進し、体制の強化を通じて青年のエンパワーメントを強化してきた。
インダストリオール東南アジア・東アジア・太平洋青年作業部会が 2022 年に設立された。
2023 年から 2025 年にかけて、インドネシア、カンボジア、タイ、マレーシアで国別 青年委員会が結成された。2024 年にはインダストリオール・フィリピン青年委員会が活性化した。
国レベル青年委員会が急増したことで、東南アジアの組合は青年リーダー の能力を強化し、さらに産業労連や工場レベルの青年委員会を設立する意欲が高まった。今年、この地域で3つの青年会議が開かれた。
6月21-22日、タイ産業労働総連合(CILT)はチョンブリで青年団結キ ャンプを実施した。青年たちは、2025 年末までに組合傘下企業 10 社に 10 の青年委員会を設置し、青年活動家の数を 22 人から 100 人に増やすことを計画している。
6月1日、インダストリオール・マレーシア協議会の若手組合員が、全国青年 会議の後、ペナンで暫定全国青年委員会を結成した。マレーシアの青年は、7月に国内調査を扱うオンライン訓練、9月にリー ダーシップ訓練を実施することを決定した。
5月21~22日、カンボジアの青年指導者は青年委員会指導者会議で、5つの組合連盟が6つの工場レベル青年委員会とともに青年委員会を設置したことを報告した。また、来年中にさらに4つの連盟レベル青年委員会を結成し、労働法学習サークルを組織する計画も表明した。
タイとカンボジアの青年会議は、ユニオン・トゥ・ユニオンとインダストリオールのスウェーデンの加盟組織が支援している。
インダストリオール東南アジア地域事務所長ラモン・セルテザは次のように述べた:
「東南アジアにおける青年労働の進展は実に心強い。加盟組織と協力し、変革アジェンダにおける青年の願望を実現することが不可欠だ。私たちは引き続き、青年へのエンパワーメント活動に労働力と資源を投入すべきである。
インダストリオール青年プロジェクト担当役員のサラ・フローレスは言う:
「青年組織の設置は、若年労働者にとって有益な成果をもたらすだけでなく、労働組合にとっても有効な手段であることが証明されている。なぜなら、青年組合員の労働組合への有意義な参加を確保し、将来の指導者としての能力を育成するのに役立つだけでなく、日常的な労働組合の活動に組み込むことができる青年トピックに関する体系的な活動にも役立つからである。その意味で、東南アジアの組合は、労働組合の再生と代表性の向上に向けて強いコミットメントを示している。
東南アジアとその他のインダストリオール地域のユース・リーダーは、11月2日にシドニーで開催されるグローバル青年大会で会合する。