インド:労働者の権利を守るため、数百万人の労働者がストライキに入る

2025年7月10日

本日、インド全土で、正規・非正規部門、農村部・都市部を問わず、数百万人の労働者が、現右派政権下で著しく損なわれている権利を守るためにストライキを実施し、街頭に繰り出した。この全国ゼネストは、政府の反労働政策に対する闘いを強化するために、インドの中央労働組合共同プラットフォームが、部門別・独立連盟、農民組織とともに呼びかけたものである.

インドの労働組合は、中央・州政府の労働者に対する敵対的な政策に対してすっと懸念を表明してきた。最近、アンドラ・プラデシュ州政府は法律を改正し、労働時間を10時間に延長した。苦労して勝ち取った労働者の権利は次々と弱体化され、民主的権利への増大する攻撃、失業の増大、生活費の上昇、賃金の停滞は、労働者大衆の大きな不満につながっている。

インダストリオール執行委員でインド鉄鋼・金属・エンジニアリング労連書記長のサンジャイ・ヴァダヴカールは言う:

「今日のストライキの成功は、インドの労働者階級が現政権の反労働者・反国民的政策に全面的に反対していることを反映している。労働者は、政府が4つの労働基準法とその実施を撤回するまで闘い続けるだろう。国内の労働組合は団結し、労働者の権利を守るための闘いを続けていく」。

労働組合はストライキに先立ち、労働者を動員するための精力的なキャンペーンを実施し、特に反労働者労働法に関する意識を高めた。中央労働組合共同プラットフォームの主な要求は以下のとおりである:

  • 反労働者労働法の廃止
  • あらゆる形態の不安定労働をなくす
  • 公共部門企業の民営化阻止
  • 旧年金制度の復活
  • 全国最低賃金 26,000 インドルピー(303 米ドル)を 5 年ごとに定期的に改定する。
  • ILO第87号および第98号条約の批准

インダストリオール執行委員でユニオンズ・ユナイテッドの役員を務めるゴータム・モディは言う:

「ストライキの権利が攻撃を受けているが、ストライキは極右政府と傲慢な資本に我々の力を示す唯一の方法である。それが今日、私たちが行ったことだ。もし政府が労働法を撤回しなければ、我々は再びストライキを行うだろう!何度でも!」。

インダストリオール書記長のアトレ・ホイエは言う:

「インダストリオールはインドのストライキ労働者と全面的に連帯する。弾圧や民主的権利の制限に直面しながらも、労働者の運動を前進させ、国内の民主的構造を守るために闘いを続けているインドの労働組合の闘志に敬意を表する。このような深刻な抑圧的法改正に直面して示された団結は、世界中の労働者階級運動を鼓舞するものである。」