労働安全衛生を労働における基本的権利として承認せよ

2021年4月13日

安全衛生を労働における基本的権利にすることを求めるグローバルな要求に参加しよう。

仕事の未来に向けたILO創設100周年記念宣言(2019年)は、次のように宣言した。

「安全で健康的な労働条件はディーセント・ワークの基盤である」

その後採択された会議の決議は理事会に対し、8つの基本的なILO条約と同じように、「安全で健康的な労働条件をILOの労働における基本的原則および権利の枠組みに盛り込むための案を、可能な限り早く検討する」よう要請した。

今年4月28日の国際労働者記念日(IWMD)は、労働安全衛生上の不備が原因で職場で死亡した労働者全員を偲ぶ機会であり、世界の労働組合運動は、ILOが労働安全衛生を労働における基本的権利と認めるよう主張することにしている。

インダストリオール・グローバルユニオンは加盟組織に対し、次のような現地レベルの行動や活動の共有によって、安全衛生を労働における基本的権利と認めることを要求するグローバル・キャンペーンに加わるよう呼びかけている。

  • 使用者と共同宣言を取り決め、安全衛生を労働における基本的権利にするために尽力する。
  • ソーシャルディスタンスやマスク着用を実践しながら共同コミットメントに署名している写真や自撮り写真、動画などを撮影する。
  • インダストリオール・グローバルユニオンのポスターを利用し、安全衛生を労働における基本的権利にするための取り組みを要求する。
  • 職場の教育活動にインダストリオールの安全衛生資料を利用する。

どんな行動を実施しているか知らせてほしい。寄せられた情報を集めてインダストリオールのチャンネルに掲示する。

連帯をこめて

ヴァルター・サンチェス・インダストリオール書記長