公正な未来のために団結――今こそ賃上げを!

2022年9月20日
世界中で不平等が拡大している。行動を起こさなければ、私たちは過去1世紀間に獲得した利益を失う危険がある。今年10月7日のディーセント・ワーク世界行動デーに向けて、インダストリオールと加盟組織は、より良い未来を要求するために協調して世界的な行動を起こしている。
労働組合は世界中で攻撃され、力の低下に伴って労働者が受け取る富が減っている。COVIDパンデミックが決定的な引き金となって、世界を不平等の急拡大に陥れた。
今年10月7日のディーセント・ワーク世界行動デーに向けて、私たちはより良い未来を要求している。高まり続ける不平等危機について声をそろえて発言しなければならないので、組合の行動が、このキャンペーンと世界行動デーの成功の鍵である。
「私たちは公正な未来の計画を立てている。それを明確に表現し、協力体制を構築し、そのために共闘する必要がある」とアトレ・ホイエ・インダストリオール書記長は言う。
あなたと所属組合は何をすることができるか?
各自の部門や国の不平等に関する主な問題に応じて、国家・地域レベルの優先課題や状況が異なるため、行動はさまざまだろう。次のような行動が考えられる。
デモ
- 行進、デモ、公開の集会、創造的な街頭行動
- メディア・キャンペーン
- 不平等問題とその解決方法に関するオンラインリソースの創出
- 意見記事の発表や国内外メディアによる報道
- ソーシャルメディア・キャンペーン
- オンラインイベント(ウェビナーなど)
多国籍キャンペーン
- 不平等の拡大を助長していることが確認された多国籍企業に的を絞った世界的なキャンペーン
- 標的企業からより良い条件を勝ち取るための団体交渉キャンペーン
- 労働者の問題を不平等と結びつける組織化キャンペーン
政治キャンペーン
- 不平等をめぐる明確な要求による政府や政治家へのロビー活動
- 危機の解決策を提供する選挙立候補者を支援する選挙運動
公正な未来の基礎的要素
自分に最も関連のある基礎的要素を使ってポスターを印刷し、それを掲げている写真を撮って10月7日までに私たちに送り、当日に利用できるようにしてほしい。
団結すれば変化をもたらすことができる。10月7日にソーシャルメディアを利用し、私たちが公正な未来のために団結していることを示そう。下の画像または独自の資料を使い、#JustFutureのハッシュタグをつけてほしい。
10月7日に行動を起こせない組合は、9月28日から10月18日までの間に行動を起こす。
結集して公正な未来のために公平な取り分を要求しよう!
以下はソーシャルメディアで共有するための基礎的要素: